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住宅ローンは何歳まで組める?完済年齢や年齢別のシミュレーションも紹介

住宅ローンは何歳まで組める?完済年齢や年齢別のシミュレーションも紹介

この記事では、住宅ローンは何歳まで組めるのかについて解説していきます。

マイホームを購入する場合、住宅ローンの利用を検討するのが一般的です。しかし、マイホームを購入する年齢は人それぞれであるため、現在の年齢で住宅ローンを組めるのか気になる人は少なくありません。

この記事では、住宅ローンは何歳まで組めるのかだけではなく、何歳までに組むのが理想なのかといった点について、シミュレーションを交えて詳しく解説します。

住宅購入を検討している人や、自分の年齢で住宅ローンを組めるかどうかが気になる人はぜひ最後までお読みください。

【この記事でわかること】

● 住宅ローンが組める年齢

● 住宅ローンを組むのに理想的な年齢

● 住宅ローンの返済額を年齢別にシミュレーション

住宅ローンは何歳まで組めるのか

ここでは、住宅ローンの借入時の平均年齢や完済時の平均年齢について順番に解説します。

  • 借入時の平均年齢
  • 完済時の平均年齢

上記2点に関して順番に見ていきましょう。

借入時の平均年齢

住宅金融支援機構が取り扱うフラット35利用者を対象とした調査から、借入時の平均年齢を見てみましょう。

融資区分別で、住宅ローンの実行平均年齢を下の表にまとめました。

融資区分 住宅ローン借入平均年齢
注文住宅 46.2歳
土地付注文住宅 39.6歳
建売住宅 41.7歳
新築マンション 45.7歳
中古戸建 44.3歳
中古マンション 45.2歳

※2023年11月現在

※参考:2022年度 フラット35利用者調査|住宅金融支援機構

土地付注文住宅は、借入額も高額になるため、購入時の年齢も少し若く40代前から購入する人が多いことがわかります。平均的な借入時の年齢は40代半ばといえます。

完済時の平均年齢

完済時の平均年齢は、70代半ばから後半といえます。

借入時の平均年齢は40代前半です。フラット35は長期固定金利型の住宅ローンであるため、35年の借入期間で住宅ローンを組むケースが一般的です。そのため、完済時の平均年齢は70代半ばから後半であることがわかります。

また、フラット35の場合は、完済年齢を80歳未満に設定しなければなりません。民間の金融機関では70歳未満が完済年齢のケースもあります。

住宅ローンは何歳まで組むのが理想か

ここからは、住宅ローンの理想的な借入年齢と理想的な完済年齢について解説します。

  • 理想的な借入年齢は30代前半
  • 理想的な完済年齢は定年退職前

順番に見ていきましょう。

理想的な借入年齢は30代前半

理想的な住宅ローンの借入年齢は、30代前半といえます。

フラット35の調査により、平均的な借入年齢は40代前半であることがわかりました。しかし、40歳前半に35年間の長期ローンを組んだ場合、70代が完済年齢となってしまいます。

70代が完済年齢となると、定年退職後も住宅ローンの支払いが必要です。収入が減った中で住宅ローンの支払いが続くため、大きな負担となります。

しかし、あまりに若い年齢で住宅ローンをスタートしてしまうと、年収もあまり高くない中で返済が始まります。以上のことから、30代前半で住宅ローンをスタートし、65歳前後には完済できるような借入期間を設定できると理想です。

理想的な完済年齢は定年退職前

できれば定年退職前に住宅ローンが完済できるのが理想です。

しかし、35年間の借入期間で65歳が定年と仮定すると、30歳時には住宅ローンを組む必要があります。30歳では年収も十分ではないため、住宅ローンの返済も大きな負担と感じます。

定年退職前に完済できるような借入期間を設定するのが理想です。

住宅ローンの返済額を年齢別にシミュレーション

ここからは、20代から60代の住宅ローン返済額をシミュレーションしながら解説します。全ての年齢で共通の条件は、以下のとおりです。

【条件】

● 借入額:3,000万円

● 借入期間:最大

● 金利:1%

● 返済方法:元利均等

● 返済タイプ:全期間固定

● 完済年齢上限:80歳

  • 20代
  • 30代
  • 40代
  • 50代
  • 60代

順番に見ていきましょう。

※参考:総支払額の計算|一般財団法人 住宅金融普及協会

20代

20代で住宅ローンを組む場合、月々の返済額と総返済額は以下のとおりです。

年齢 完済時の年齢 月々の返済額 総返済額
23歳 58歳 84,685円 35,567,804円
26歳 61歳
29歳 64歳

住宅ローンを定年退職前に完済できるメリットはありますが、年収も高くはないため、住宅ローンの返済を負担と感じるケースも考えられます。

具体的には、年収が400万円と仮定すると、返済負担率は約25%であり、収入の4分の1が返済にあてられる計算です。

しかし、長い借入期間を設定しても定年退職前に完済できるので、じっくりと返済できるでしょう。

30代

30代で住宅ローンを組む場合、月々の返済額と総返済額は以下のとおりです。

年齢 完済時の年齢 月々の返済額 総返済額
33歳 68歳 84,685円 35,567,804円
36歳 71歳
39歳 74歳

30代は昇格や昇給などにより年収も上がっており、理想の家に近い生活環境が手に入れられる可能性が高くなるでしょう。

具体的には、年収が500万円と仮定すると、返済負担率は約20%であり返済負担が重いと感じることは少ないといえます。

30代前半で住宅ローンを組むと定年退職前に完済できる可能性も高く、住宅ローンを組みやすい年齢といえます。

40代

40代で住宅ローンを組む場合、月々の返済額と総返済額は以下のとおりです。

年齢 完済時の年齢 月々の返済額 総返済額
42歳 77歳 84,685円 35,567,804円
44歳 79歳
45歳 80歳 86,766円 35,400,645円
47歳 80歳 91,322円 35,067,781円
49歳 80歳 96,491円 34,736,908円

40代で35年間の住宅ローンを組んでしまうと、完済時には80歳に近くなり定年退職後も住宅ローンを支払わなければなりません。

年収が高くなるため、繰り上げ返済などを活用し、定年退職以降の負担を減らすことを検討する必要があります。

50代

50代で住宅ローンを組む場合、月々の返済額と総返済額は以下のとおりです。

年齢 完済時の年齢 月々の返済額 総返済額
53歳 80歳 109,234円 34,081,238円
56歳 80歳 121,719円 33,594,576円
59歳 80歳 137,968円 33,112,390円

50代で住宅ローンを組む場合、ほとんどのケースで定年退職後も住宅ローンを支払うことになります。しかし、退職するまでは年収も高いため、繰り上げ返済の活用や、成人した子供に援助してもらい返済することも可能です。

60代

60代からの住宅ローンを組む場合、定年退職に差しかかる年齢になるので、借入期間がかなり限定されてしまいます。月々の返済額と総返済額は以下のとおりです。

年齢 完済時の年齢 月々の返済額 総返済額
63歳 80歳 169,148円 32,476,444円
66歳 80歳 205,158円 32,004,718円
69歳 80歳 262,812円 31,537,483円

さらに、現在の年収が続くのも数年になってしまうことから大きな借入は期待ができません。

今まで貯めた資金で大部分を負担し、足りない部分を住宅ローンで補うといった方法により住宅ローンを利用しなければなりません。

あまり自己資金を持っていない場合は親子リレーローンなどを検討した上で、住宅ローンを利用する必要があるでしょう。

住宅ローンを組む際のポイント

住宅ローンを組む際のポイントとして、以下5点を挙げました。

  • 余裕のある返済計画を立てる
  • 自分に合った金利タイプを選ぶ
  • 教育費・老後資金も考慮する
  • 住宅ローン以外の支払いにも注意する
  • お得な制度を上手に活用する

順番に見ていきましょう。

余裕のある返済計画を立てる

住宅ローンを利用して家を購入する場合は、なるべく借入額を減らし、余裕のある返済計画を心がけましょう。

年収の20%程度を返済にあてると、比較的余裕を持てるといわれます。無理なく支払える返済金を計算し、払える金額から借入金額を設定するとよいでしょう。

無理して高い家を購入してしまうと、転職や病気による休業など突発的なライフスタイルの変化に対応できないおそれがあります。余裕のある返済計画をおすすめします。

自分に合った金利タイプを選ぶ

住宅ローンの返済は、借入した金額に利息を加えた返済が必要です。利息は、自分に合った金利タイプを選びましょう。

住宅ローンを借り入れる際、選択できる金利タイプは2種類あり、元利均等返済と元金均等返済が選択できます。

元利均等返済は毎月の返済額が一定となる返済方法です。一方で、元金均等返済は毎月支払う元金が同じ返済方法です。

一般的には元利均等返済を利用する人が多い傾向にあります。ただし、住宅ローンの返済が定年退職以降になる場合は元金均等返済を利用し、定年退職前に返済負担を減らすなどの対策もおすすめです。

教育費・老後資金も考慮する

生活する上で必要なコストは住宅ローンだけではありません。住宅にかかる費用を支払うだけではなく、教育資金や老後資金にも注意する必要があります。

住宅ローンを返済しながら、教育資金や老後資金を貯蓄しなければなりません。住宅ローン返済の負担が高額になってしまうと教育資金や老後資金まで準備できないことも考えられます。

教育資金や老後資金も考慮した上で、住宅ローンの返済額を検討しましょう。

住宅ローン以外の支払いにも注意する

ライフプランの変化により、住宅ローン以外の支払いが必要になる場合もあります。具体的には、車のローンや教育ローンなどが挙げられます。

余裕がない返済計画では、住宅ローン以外の支払いなどが必要になった場合に、生活が圧迫されてしまうおそれがあります。

住宅ローン以外の支払いが生じることも想定しながら、返済額を検討することが重要です。

お得な制度を上手に活用する

住宅ローンを利用して家を購入する場合、一定の要件を満たすと住宅ローン控除が利用できます。

住宅ローン控除とは、住宅ローンを利用して家を購入した場合に、「年末時点での住宅ローンの残高の0.7%」が所得税や住民税から控除される制度です。最長13年間も控除可能であるため、ぜひとも利用したい制度といえます。

また、まとまったお金が貯蓄などで貯まったときには繰り上げ返済などを利用するのもよいでしょう。総支払額における金利部分が減額されますので、最終的な支払額が抑えられます。

お得な制度を上手に活用しましょう。

住宅ローンの返済に関するよくある質問

ここからは住宅ローンについてよくある質問に回答していきます。

  • 住宅ローンは何年で返すのがお得?
  • 75歳や80歳まで住宅ローンを返済するのはきつい?

順番に見ていきましょう。

住宅ローンは何年で返すのがお得?

何年で返すのがお得という具体的な年はありません。ただ、なるべく短期間で返済できると、金利負担が大幅に減りますので総支払額が減らせます。

しかし、無理し過ぎてしまうと、休業や転職による年収ダウンなど突発的なライフステージの変化に対応できません。無理しない範囲で住宅ローンの返済計画を設定しましょう。

75歳や80歳まで住宅ローンを返済するのはきつい?

75歳や80歳までの住宅ローン返済は楽ではありません。65歳が定年退職で、75歳が完済年齢だと10年間、80歳が完済年齢だと15年間は、主な収入源が年金になります。

なるべく定年退職してから短い期間で完済することをおすすめします。

住宅ローンを何歳までに組むかは完済年齢から逆算しよう

あまり遅い年齢から住宅ローンを組むと定年退職後も返済が必要となるため、なるべく定年退職前に返済することをおすすめします。

しかし、借入期間を短くしてしまうと月々の返済額が大きくなってしまう点には注意しなければなりません。

住宅ローンを何歳まで組めばよいのかに関しては、想定する完済年齢から逆算しましょう。月々の返済額が高額になれば、借入額を減らすなどの工夫ができます。

住宅ローンは長期間にわたる借り入れとなるため、ライフプランなども考慮した上で設定するとよいでしょう。

アイムの家では、資金計画をお客様の希望や状況に合わせたものを提案します。モデルルームの見学や家づくりに関する相談も承っているので、住宅の購入を検討している人は、ぜひ一度アイムの家にお問い合わせください。

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※金利や制度は2023年11月時点のものです