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一戸建ての駐車場に必要な広さの目安は?メリット・デメリットも解説

一戸建ての駐車場に必要な広さの目安は?メリット・デメリットも解説

マイホームを一戸建てで計画する場合、便利で快適な生活のために駐車場は欠かせません。

車は、子どもの送迎や重い荷物を運ぶときに便利な輸送手段として、家族や友人と遠出するときにプライベートな移動空間として生活に彩りを与えてくれます。

そこで本記事では、一戸建てに駐車場を作る際に必要な広さや、駐車場を作るメリット・デメリットについて解説します。

【この記事でわかること】

● 一戸建てで駐車場を作るときに必要な広さ

● 一戸建てに駐車場を作るメリット・デメリット

● 一戸建てに駐車場を作るときの疑問点とポイント

まずは車のサイズを把握しよう

マイホームに駐車場を作る際は、将来の買い換えも含めて、どれくらいのスペースが必要になるかを検討する必要があります。

そのためにも、まず代表的な車のサイズを把握しておきましょう。

(表1)

車種 サイズ 全長・全幅・全高例 参考サイト
軽自動車
(N-ONE・ミラなど)
SS 【ミライース】
全長:3.395m

全幅:1.475m
全高:1.500m

 

ダイハツ公式HPミライース主要諸元表

小型車
(ヴィッツ・N-WGNなど)
S 【ヴィッツ】

全長:3.945m

全幅:1.695m
全高:1.500m

 

トヨタ公式HPヴィッツ主要諸元表

中型車(1)
(カローラ・シビックなど)
M 【シビック】
全長:4.550m

全幅:1.800m
全高:1.415m

 

ホンダ公式HPシビック主要諸元表

中型車(2)

(プリウス・クラウンなど)

L 【クラウン】
全長:4.895m

全幅:1.800m
全高:1.460m

 

トヨタ公式HPクラウン主要諸元表

ミニバン車
(ヴォクシー・ステップワゴンなど)
LL 【ステップワゴン】
全長:4.690m

全幅:1.695m
全高:1.815m

 

ホンダ公式HPステップワゴン主要諸元表

ワンボックス車
(アルファード・ヴェルファイアなど)
3L 【アルファード】
全長:4.950m

全幅:1.850m
全高:1.950m

 

トヨタ公式HPアルファード主要諸元表

上記の表からもわかる通り、軽自動車とワンボックス車を比べると全長で約1.5m、全幅で40cmも異なります。

建売住宅などは、駐車場もすでに完成している場合がほとんどのため、マイカーが入庫可能かどうか必ずチェックしてください。

これから新築する場合は、現在所有している車のサイズや将来買い替える予定の車種を想定して計画しましょう。ビルトインガレージの場合は、車高の確認も必要です。

一戸建ての駐車場に必要な広さの目安

車を停めて、ストレスなく乗り降りや荷物を出し入れするためには、車体寸法に加えてドアの開閉スペースや通行スペースが必要になります。

また所有している車のテールゲートが跳ね上げ式だと、その開閉分だけ追加のスペースをとらなければなりません。

国土交通省が、車種ごとに推奨している駐車場寸法を見ておきましょう。

(表2)

設計対象車両 長さ 幅員
軽自動車 3.6m 2.0m
小型乗用車 5.0m 2.3m
普通乗用車※ 6.0m 2.5m

※参考:国土交通省駐車場設計施工指針

※(表1)の中型車(1)、中型車(2)、ミニバン車、ワンボックス車が(表2)の普通乗用車に該当

なお、車体の長さだけではなく、車止めから後ろの外壁や塀までの距離にも注意しましょう。

なぜなら、車止めから少なくとも1.0mは余裕がないと、車の後部を外壁や塀にぶつける事故につながるおそれがあるからです。

クラウンやアルファードのような車は全長が約5.0mのため、5.5〜6.0mくらいの長さがあれば理想的といえます。

次に、幅員について見ていきましょう。

運転席、助手席、後部座席からストレスなく乗り降りするには、車から50〜60cmの余裕が一般的に必要とされています。運転席側、助手席側双方で乗り降りするのを考えると、車の全幅+ 1.0〜1.2mの駐車場幅員が必要になります。

例えば、シビックやクラウンなどの普通乗用車の全幅は、表でもわかる通り1.8mのため、2.8〜3.0mの幅員を確保できれば理想的といえるでしょう。

また、前面通路幅がどれくらいあるかも非常に大切です。

特に、運転歴の浅い人や車庫入れの苦手な人にとって、前面通路幅にゆとりがあると毎日のストレスが格段に減少します。

ここからは、国土交通省の「駐車場設計施工指針」を参考に推奨幅員を見ておきましょう。

(表3)

 

設計対象車両

推奨幅員(m) 最低限確保したい幅員(m)
歩行者用通路なし 歩行者用通路あり 歩行者用通路なし 歩行者用通路あり
軽自動車 7.0m 6.5m 5.5m 5.0〜5.5m
小型自動車 7.0m 6.5m 5.5m 5.0〜5.5m
普通自動車 7.0m 6.5m 5.5m 5.0〜5.5m

※参考:国土交通省駐車場設計施工指針

一戸建てで駐車場を計画するときは、敷地内の駐車場区画の寸法だけではなく前面通路の幅員も確認しましょう。

表3からもわかる通り、前面通路幅は最低でも5.0m以上が望ましいです。5.0mが確保できない場合は、その分だけ駐車場の奥行きを長く確保する必要があります。

以下では、駐車の仕方ごとに必要な駐車場の広さについて解説していきます。

  • 並列駐車場で必要な広さ
  • 直角駐車場で必要な広さ
  • 縦列駐車場で必要な広さ

順番に見ていきましょう。

並列駐車場で必要な広さ

並列駐車場を作るときに注意する点は、並んだ車同士の距離です。

左右に並列した車同士の距離は最低でも60cmは確保しましょう。この場合、左右の車が同時にドアを開けるとぶつかってしまうので、開閉時は注意が必要です。

双方の車から60cmずつ、合計1.2mのスペースが確保できれば理想的であり、建築面積も考慮しながら計画しましょう。

直角駐車場で必要な広さ

直角駐車場とは、前面道路と直角に駐車する最も一般的な駐車場です。

安全に車庫入れするためには、前面道路の幅員は5m以上、駐車場の幅が車体の幅+90cm以上確保すると安心です。

縦列駐車場で必要な広さ

縦列駐車場とは、前面道路と平行に駐車する駐車場です。

前面道路の幅員は必要ありませんが、ストレスなく縦列駐車するためには、車体全長の倍以上の間口と、車の幅+90cm以上の奥行きが必要になります。

間口は最低でも7.5m以上は必要と認識しておきましょう。

一戸建てに駐車場を設けるメリット

マンションを購入する場合などに比べて、一戸建てで車のある暮らしをする場合は、いくつかのメリットがあります。

  • ランニングコストを節約できる
  • 子育てや買い物がラク
  • 盗難のリスクを回避しやすい

順番に見ていきましょう。

ランニングコストを節約できる

一戸建てに駐車場を作ると、自宅の敷地内のため月額の駐車場代がかかりません。

仙台市の月額駐車場相場は市街地で6,000〜7,000円、青葉区などの中心街では16,000〜23,000円が目安です。

月額20,000円の場合、年間で24万円、10年で240万円もの費用が必要となり、車1台分程度の費用になります。

子育てや買い物が楽

車があると幼児を連れての外出や保育園の送迎が非常に楽になります。

車移動は、自転車や徒歩で移動するより親子共に安全性が高まり、時間的な余裕も生まれるでしょう。

さらに、車があるとドアツードアで買い物が可能なため、大きな家具や寝具などもストレスなく持ち帰れます。

盗難のリスクを回避しやすい

自宅から離れた月極駐車場よりも、目の前にある自宅駐車場の方が盗難リスクは低くなります。

なぜなら、建主の裁量で監視カメラや人感センサーライトを整備してセキュリティを向上できるからです。

また、シャッター付ビルトインガレージなどにより、さらにセキュリティを高めることも可能です。

一戸建てに駐車場を設けるデメリット

一戸建てに駐車場を作るメリットは上記のように多々ありますが、デメリットがないわけではありません。

主なデメリットは以下の通りです。

  • コストが発生する
  • 間取り設計が困難になるケースがある
  • 車が不要になった場合に使いづらい

一戸建てを計画するときには、以下で解説するデメリットもしっかり押さえておきましょう。

コストが発生する

駐車場にするためには、最低でも停車位置にコンクリートを打設した上で、必要に応じて車止めなども用意しなければなりません。

こうした初期費用は、駐車場を作る際のデメリットといえるでしょう。一戸建てで駐車場を計画するときは、こうした初期費用と月額駐車場代金の節約分を比較検討してみてください。

間取り設計が困難になるケースがある

敷地に十分な広さがあれば問題ありませんが、限られた敷地内で駐車場を計画すると部屋の間取りに影響を及ぼすことがあります。

駐車場の影響で、本来設けたい居住スペースが確保できないと後悔を生みかねません。したがって、一戸建てで駐車場を計画する際は、間取りとの兼ね合いや動線を考えて設計しましょう。

車が不要になった場合に使いづらい

車が不要になった際などは、駐車スペースが不要となり物置に使われがちです。

対策として、コンクリートを解体して庭にしたり、事業性が良い場所ではカーシェアや月極駐車場などにしたりなどを検討しましょう。

一戸建ての駐車場に関するよくある質問

最後に、一戸建ての駐車場に関するよくある質問を紹介します。

  • 駐車場のデザインを決めるポイントは?
  • 一戸建ての駐車場で起こりうるトラブルは?
  • 敷地の形状などに制限がある場合の注意点は?

順番に回答していきます。

駐車場のデザインを決めるポイントは?

駐車場のデザインを決めるポイントは、意匠検討前の安全性確保と玄関や勝手口へのスムーズな動線の確保です。

安全性を確保するために、塀や扉で自宅との間を仕切る必要があるか、生活動線を確保するためのカーポートは必要かなどを検討しましょう。

安全性や生活動線を確保した上で、塀や扉に好みの素材を取り入れたり、コンクリートの一部をタイルや石材などで演出したりするのも良い方法です。

一戸建ての駐車場で起こりうるトラブルは?

一戸建ての駐車場で最も起こりやすいトラブルは、車の買い替え時に発生します。

具体的には、買い替えたい車のサイズや高さと、最初に作った駐車場区画の大きさやビルトインガレージの高さが合わず、停められなくなるケースです。

したがって、将来の買い換えも想定した上で、駐車場の大きさや作る場所を検討しましょう。

敷地の形状などに制限がある場合の注意点は?

一戸建てで駐車場を作ることが決まっている場合は、土地を購入する前に前面道路の幅をよく把握しておきましょう。

所有車の大きさにもよりますが、前面道路の幅員が5m未満の場合、駐車場の幅に3.5m程度の余裕を持たせないと非常に駐車しづらくなります。

また、敷地が分譲地に多い旗竿地の場合、敷地延長部分への駐車が前提となります。

この場合、自分の車を実際に駐車して、十分にドアの開閉ができて通行できるスペースが取れるか事前にチェックしましょう。

一戸建ての駐車場は慎重にプランニングしよう

一戸建ての駐車場を計画する場合は、建物の配置や間取りと一緒に検討しましょう。

同時に検討すると、駐車場からの生活動線や停めやすさもしっかり考えられます。

自宅が完成したあと、庭周りなどの外構計画時に駐車場を作ろうとすると、車の出し入れがしづらい駐車場になってしまうこともあります。

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